15日のノエルの訓練競技会での頑張り記事はいつでも書ける。
16日のこの記事を書くことはスルーしたかった。
けど、やっと気持ちの整理も少しずつできてきたし、ジエルも元に戻ってきたので、書き記して、もう『解放』です。
本当に、辛かったこの1日。会場にいるだけが精一杯で、何をやっても上の空で何が何だか訳がわからない。。。
正直、1分1秒でも早くに逃げ出したかった。お友達の競技もただ目の前の映像を見ているような感覚。。。もう限界。少し早くに会場を離れました。
当日の出場も辞めようかどうか...コース検分をしながらぎりぎりまで迷っていた。この夏のジエルとの頑張りから今の状況など、色んな気持ちが頭の中をぐるぐる巡ってはいたけれど、犬もハンドラーもいつも万全の状態でエントリーしてるっていう訳ではない。だから、私もやってみようと決断した。だけど、実際にあの元気なジエルが本当にまさか1本もバーを跳ばないなんて...状況を受け入れるのに精一杯。

1カ月くらい前からの状態...ジエルの身体に上から触れようすることをとにかく嫌がる。これはあの野良猫騒動の場所と似たようなロケーションにお散歩を再開させたことにも原因が?と先生にもご相談し、完全ではないけれど、ケアしてきた。
その微妙な状態に拍車をかけてしまった前夜の旅館でのアクシデント。当日の朝、クレートから出て来ないばかりか、『おいで』って軽く手を出そうとしただけで「キャイーン」という鳴き声で嫌がる。これは、程度の差はあるもののパパでも私でも一緒。バーを跳ぶとか跳ばないとかそれ以前の問題。想像以上の状態の悪化にどうすればいいのかわからなかった。会場でのお散歩では、かろうじて尻尾は上がっているけれど、動きにまったく元気がない。朝ご飯抜きだったにもかかわらず大好きなおやつも食べようとしない。

海ふれ以来、大スランプなジエル


家庭の諸事情、環境、反抗期、しつけの仕方など色々なことが重なる複合要因ではあったと思うけど、何より、今回のことは様々なことをひきずったままの私の気持ちの不安定さ、そして直前まで迷っていた優柔不断さが最も大きな原因だったと振り返ればただそれにつきると思う。

心の迷いがジエルにどんだけ大きな影響を与えるのかを考えさせられた。ま、これも今となっては言える話。当日は、『こんなにも毎日一緒にいるのになんでーって』心折れてたから...
競技会場で励ましのお声をかけてくださったり、その後もメールなどで温かい言葉や今までのご経験談などのアドバイスをくださった先輩方、お友達には心より感謝しております。本当にありがとうございました

余程・・・親子共々、とんでもない悲壮な顔をしていたのですよね。。。その後、お会いしたお友達に、「ジエル、顔が元気にすっきりしたねー」ってあの時の顔は別の犬だったって言われたくらい。
この冬、もうしばらく私自身の気持ちの整理をするため、ジエルとの絆の回復に、遊ぶこと&楽しむこと、そう原点のペットライフに戻ります。
今の状況、環境下でも自身がどう楽しめるかということを見直して行かなくてはまた同じことの繰り返しになってしまうと思う。
ほんわかなお散歩にも行ってきたよ

しばし本格的な練習や競技会からは離れますが、グランドにはお散歩に行かせていただいたり、自然に触れてみたり、小旅行にも行ったり、忘れかけていた何かを取り戻すための時間を作り、焦ることなく自然に復帰できればって思ってます。
ジエルも私も、アジリティーが好きですから

今回は苦い思い出になったけど、大切なことに気付けてよかった...やっぱり出て良かったって今となってはそう思っています。新たな課題も見つかった。だから、写真も消さない。この軌跡を残しておきます。

今日も元気にトリミングに行ってきましたよ。ジエル、もうすぐ三歳の秋です。触るのももちろん抱えるのも平気になりました。ね、元のやんちゃ顔、復活でしょー

iPhoneからの投稿
スポンサーサイト